.
兄妹アニメ ≪恋風≫ 感想まとめ
.
第一感想:Σ七夏の声が低い!!

ラストに向かうにつれて、どよ〜んとした雰囲気が重みを増していき、最終回…
  …く… 暗い……… 暗いよ………!
二人は(ヘンに)幸せだけど、二人の周りは終焉に向かっている。二人はそれを知らないまま……
  原作のハッピーエンド感が全然、ないです。 原作の最終回のずっと前に、最終回の内容を知らずにアニメの方が終わってしまったので、こんな感じになってしまったのでしょうか。(あれ、でも最後の耕四郎の告白とかはかぶってるような…。)もともと原作で描かれた2年間分の話を、アニメでは1年間にとっかえつけたりしながら凝縮しているので、原作に慣れ親しんでいると展開がかなり急だったり、気持ち的に不自然だったり、えっこのエピソード削っちゃうの!!?と、ちょっと信じられない事が多いのですが、更にこの最終回の雰囲気……。原作者は、このアニメ化された作品にかなり不満があるんじゃないかなぁと思いました。あれだけ思い入れたっぷりに漫画を描き上げたくらいですし。そもそも作者の絵柄がアニメ向きではないので、アニメを見ていて作画にひやひやしていました。背景の描き方はかなり原作の雰囲気を意識しているみたいでした。もひとつちょっと残念といえば、七夏のクラスメイトでポニーテールの元気少女がいなかったこと。必要キャラではないのですが。髪型が陽子(十二国)と同じで、個人的にかなり気に入ってるので。あと若苗さんカップルも出てきません。
  アニメでは耕四郎がほぼ完全に、七夏を妹と知る以前の「女の子」として好きになっています。宣伝文句を見てもそんな感じ。(←DVD商品のあらすじの書き方とかね。)
  EDの絵が微妙に二種類あって、前半のは手抜き疑惑。どっちにしろED歌手の声が嫌に耳に障る歌い方なので、ごにょごにょ。OPの人に担当してもらいたかったな…。特筆すべきは、予告代わりに使われている「連続大河予告 千鳥がゆく」。これは笑いを取れてます。
  一番気になるのは、七夏の声優さん。七夏と同じ歳の子が演じていたのですが、そんな絶妙な年頃にこんな内容のアニメに出演しちゃって、七夏と耕四郎が彼女に与えた影響の大きさを考えると空恐ろしくなります。だ、大丈夫なんだろか…;耕四郎役の男性と一緒に収録してるんだよ?他の役の人達も周りで見守ってるし!絶対みんな(特に耕四郎役の人)演りにくかったと思ってます。気が気じゃない。

もどる