『ちはやぶるおくのほそみち』は高校時代のデビュー作。『花いちもんめ』はそれのリメイクです。ノーマル→トゥルーな感じ。 基本設定は同じですが、兄妹の性格や描き方が違うので、私の印象で書き分けてみました。
『ちはやぶるおくのほそみち』 (黄楊 逸朗と千早:国語教師:6歳差)
兄:自覚あり。 妹:わりと静かめ。ロング。 話:内に閉じている。
もわもわする。今後、兄妹恋愛に発展するきっかけの話。(断言)
『花いちもんめ』 (吉田 梗介と桜子:生物教師:9歳差)
兄:天然。 妹:わりと明るめ。おかっぱ。 話:外に開いている。
ほのぼの兄妹に留まれるきっかけの話。さわやかする。
『巻末掲載の裏話』こそが本題です。…作者の兄も高校教師で、しかも漫画の内容を兄に教えてるって、ちょ!! 「実話だったら描くわけない」って言い訳してるけど、いや、実話じゃなくても描かないだろ!(こんな類似設定で。) 天然妹なのか、精一杯の強がりなのか…(笑) 親も内心心配だわよ。兄の恋人とかが読んだら気が気じゃない。兄も意識せざるを得ないだろこれ。本心の見えない妹に振り回される兄を想像中。